調停で離婚が成立した事例
2018.02.09更新
松戸の弁護士の島田亮です。
少し前に、ある離婚調停事件を取り扱いました。
私の依頼者の方は夫でしたが、ある日突然、妻が家を出て行き、弁護士を立てた上で離婚調停を申し立ててきました。
その方は突然そのような状況に陥ったことに、非常に困惑していました。
また、離婚すべきかどうかについても、相当に悩んでいらっしゃる様子がありました。
そこで、どのような方針で調停を進めるべきか、繰り返し協議をさせていただきました。
この件の調停は、千葉家庭裁判所松戸支部で行われました。
そして、この件では、最終的に離婚をすることで、調停での合意が成立しました。
また、財産分与をどうするかについても争いになりましたが、お互いが主張をある程度譲歩する形で合意をすることが出来ました。
無論、その方にとっては、完全に満足の行く解決ではなかったと思います。
結果として離婚することになったこと、また財産分与についてもある程度主張を譲ったことについては、複雑な思いもあると思います。
それでも、調停での話し合いが決裂していれば、妻から離婚の裁判を起こしてくることが当然に予想される状況にありました。
調停段階で解決をし、裁判を回避することが出来たという点では、ひとまず良かったと思います。
離婚等のご相談がありましたら、初回無料の法律相談(TEL 047-367-5301)をご利用いただければと思います。