松戸の弁護士の島田亮です。
先日、これまで何年かに渡り手がけていた離婚事件について、裁判上の和解が成立しました。
この離婚事件は、当初、2度にわたり千葉家庭裁判所松戸支部で調停を行ったのですが上手く話がまとまらず、その後、裁判になりました。
そして、裁判になってからも双方の主張の隔たりが大きく、時間がかかってしまったのですが、ようやく合意が出来、解決に至りました。
当事者の方にとって、離婚の裁判は心身共に負担が大きい手続と思います。
早期に解決が出来れば、それに越したことはありません。
しかし、離婚を巡る問題では、時に感情的になったり、あるいは金銭でもめるなどし、解決までに長い時間がかかってしまうことがあります。
また、早期の解決と妥当な解決が両立しない場合も、往々にして見られることです(妥当な解決を目指せば時間がかかってしまい、逆に早期の解決を目指せば相手の主張に譲歩せざるを得ず、妥当な解決が損なわれてしまう場合があります)。
解決まで時間がかかってしまう場合でも、その時点での最善が何かを一緒に考えながら、対応して行ければと思います。
離婚等の相談事がありましたら、初回無料の法律相談(TEL 047-367-5301)をご利用下さい。