松戸の弁護士の島田亮です。
昨年取り扱った刑事事件を紹介させていただきます。
その事件は、覚せい剤の所持を疑われた事件でした。
実は、その方のご家族の方が覚せい剤を自宅に所持していたようですが、その方は全くの無関係ということでした。
もっとも、その方まで巻き添えを食う形で、逮捕・勾留されてしまったということでした。
私は、その方と接見を積み重ね、取調べに対しどのように対処すべきか等を繰り返し助言しました。
また、共犯者(その方と同時に逮捕勾留されていたご家族の方)の弁護人や他のご家族の方と情報交換を行いました。
その上で、千葉地方検察庁松戸支部の担当検察官と話をし、覚せい剤と無関係であることを訴えるなどしました。
その結果、その方は起訴されることなく釈放され、最終的に不起訴処分となりました。
時に、犯罪と無関係の方も、犯罪を行ったと疑われ、逮捕勾留されてしまうことがあります。
そのような否認事件において時に特に重要となるのは、取調べにどのように対処するかです。
取調べの状況をその都度確認し、適切なアドバイスを受けるためには、早期に弁護人を選任することが望ましいです。
刑事事件等のご相談がありましたら、初回無料の法律相談(TEL 047-367-5301)をご利用いただければと思います。