2016.03.16更新

松戸の弁護士の島田亮です。

 

昨日、日弁連で刑事弁護に関する研修があり、私は講師を務めました。この研修は「ライブ研修」というもので、当該研修会場(東京)だけでなく、全国各地の弁護士会に中継されるものでした。

私が担当したテーマは、「接見室に電子機器を持ち込み使用することが出来るか」というものでした。

昨今、電子機器の発達には目覚ましいものがあります。そうした便利な道具を、逮捕勾留された人と接見する場面で使用することは、弁護活動を行う上で有用なことです。

ところが、現状、全国各地の拘置所は、弁護人が接見室に電子機器を持ち込み使用することを制限しています。

そこで、このような拘置所の違法不当な措置にどのように対応すべきかについて、講義を行いました。

 

他の講師が担当したテーマは、責任能力が争点となる事案での刑事弁護、あるいは、今年6月から新たに施行される一部執行猶予制度の解説などでした。

どのテーマも興味深い内容で、とても勉強になりました。

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