松戸の弁護士の島田亮です。
以前にもお伝えしましたが、7月末に千葉地方検察庁松戸支部が新庁舎に引っ越しをしました。
元々旧庁舎には接見室がなかったのですが、新庁舎には新しい接見室が出来ました。
そして、3日前、初めて新庁舎の接見室を利用しました。
新しくて綺麗な接見室でした。
また、書類を広げるテーブルスペースが十分に確保されており、書類を見ながらの打ち合わせをしやすい構造となっていました。
元々、接見室のなかった旧庁舎では、庁舎内の空き部屋で、立会付きの面会(いわゆる「面会接見」)しかできませんでした。
そのため、その場では、弁護活動に関する込み入った話をすることは出来ませんでした。
一方、新庁舎では、立会なしの接見が出来ます。
したがって、捜査側に知られたくない話(例えば、弁護活動上の戦略的な話)も、遠慮なくその場で交わすことが出来ます。
ほんの少しだけではありますが、司法インフラが向上し、良かったと思います。