松戸の弁護士の島田亮です。
今月初め頃、松戸警察署の留置所に勾留されていた男性が死亡したという報道がありました。
男性に目立った外傷はなく、司法解剖を行って詳しい死因を調査するそうです。
先月末頃には、和歌山県の拘置所で2名の被収容者が熱中症で緊急搬送され、うち1名の方が死亡したという報道もありました。
和歌山県の拘置所の件は、熱中症が原因なので、拘置所側で注意をすれば防げた事故と思われます。
非常に残念な事故で、再発防止のために必要十分な対策がとられなければなりません。
一方、松戸警察署の件は、報道だけでは詳細はよくわかりません。
もっとも、留置場内の環境に問題はなかったか、医療体制に問題がなかったか等、こちらもきちんと検証がなされなければなりません。