松戸の弁護士の島田亮です。
弁護士の業務の中核は、依頼を受けた個別の事案に取り組むことですが、他にも大切な業務があります。その一つが、弁護士会における委員会活動です。
弁護士会では、様々な法律問題に取り組むため、沢山の委員会を設けています。そして、多くの弁護士はいずれかの委員会に所属し、委員会活動を行っています。
私の場合、刑事事件に関心があることもあり、刑事関係委員会に多く所属しています。例えば、日弁連の刑事弁護センター、接見交通権確立実行委員会、千葉県弁護士会の刑事弁護センター、刑事法制委員会、千葉県弁護士会松戸支部の刑事弁護センター等です。
委員会における活動内容は多岐にわたります。刑事弁護に関するインフラ整備、新たな立法や運用への対応、現場で実際に生じた問題への対応、裁判所や検察庁等関係機関との折衝、弁護士向けの研修活動等々です。
委員会活動を行うことにより、日々、現場でどのような問題が生じているのかを把握することが出来ます。同時に、最新の法改正や新たな運用等にも通じることができ、自分自身の知識やノウハウを向上させることにも大いに役立ちます。
こうした委員会活動の多くは、夜間(午後6時以降)に行われています。弁護士の多くは日中は通常業務を抱えるため、皆が集まって委員会活動を行うとなると、どうしても夜間になりがちなのです。
そのため、私は夜間不在にすることも多いですが、何とぞご理解いただければと思います。